【名古屋税理士・公認会計士勝野会計事務所】

会社の規模・ステージと社長のあり方

社長の仕事とは、いったい何でしょうか?

この質問に答えられる人は、実はなかなかいなかったりします。あるいは、それぞれの価値観によりさまざまな答えがあり、それはすべてただしいとも言えます。

実際には、会社のステージによってその仕事内容は変わるはずです。

交渉や決断などで本当に重要な場面では、トップが自ら出ていくことが大事なのは言うまでもありません。しかし、相応の規模になった後、「社長が前線に立ち続ける」ことは、会社の成長を確実に阻みます。

だからこそ、会社を成長させ続けるためには、社長は歯を食いしばって「現場を離れる時間」をつくらなければなりません。「売上」や「利益」、あるいは「組織」について考える時間を徹底して確保することが不可欠なのです。

一般的に中小企業においては、社長はプレーイングマネージャです。自らが動き、作業をし、売上を作り上げる「エースで四番」の働きをするスーパーマン。しかし、ある一定の規模を超えると自分ひとりでは立ち行かなくなっていく。ここが成長の分岐点でもあります。

「ある時期」までは、社長のアツい想いがあれば突き抜けた会社に会社になる可能性がありますが、ある時期以降は、それだけだど逆効果になり、社長のアツい想いを会社全体に行き渡らせるような組織の変革が必要になります。

(中略)

そのポイントとなる「ある時期」が10億円前後なのです。

社長のアツい想い、つまり、経営理念を、しっかりと内外に表現していく。これが組織作りの第一歩となります。

社長の仕事とは方針決定・後継者教育・環境づくりである

ある意味、創業時の社長は職人なのかもしれません。その後、プレーイングマネージャから本当の経営者に成長していくことになります。

本当の経営者の仕事は3つになります。

  1. 会社が進むべき方針を決定すること
  2. 後継者を教育すること
  3. 従業員が働きやすい環境をつくること

現場から少しずつはなれ、自らは方針の決定と経営理念を後継者に引継ぐことを中心としつつ、環境づくりに徹する。これが経営者の仕事。

職人として技術を磨き、そのできる範囲内で儲けるのか、それとも自らの分身を作り出して理念を追求していくのかー

これはその社長自身が決めること、ということですね。

 

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この記事を書いた人

勝野弘志Twitter:@victoryfield
顧問先の契約継続率が100%、事業計画作成支援で関与先の約8割が黒字決算という名古屋の会計事務所所長。

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