イメージしてみてください。

貴方は会社の購買担当者です。事務員が使用するボールペンが切れました。当面必要なペンは1本です。

そのペンは1本100円ですが、10本まとめて買うと900円となります(つまり10%オフ、ということですね)。さて、皆さんはこのボールペン、1本だけ買いますか?それとも10本まとめて買いますか?

今の時代は、購買や経理といった売上にかかわらない部署であっても利益を計上することを求められています。そんなとき、少しでも安く買おう、という意識が働いて、ついつい10本まとめて購入してしまうケースは多くあります。

しかし、これはいけません。なぜいけないかというと、次の4つの理由が上げられます。

  • もしボールペン使用禁止令が出されると、在庫はすべて価値ゼロになる
  • 当面つかわないボールペンの置き場所(倉庫代)がかかる
  • キャッシュが余分にでていく
  • たくさんあると思うと無駄使いをしてしまう

これは極端な例ですが、同様のことは会社でも結構あると思います。購入単価を低くするという部分最適を追求すると、実は在庫リスクを抱えたり無駄使いをしてしまったりして、結局は全体最適を損なってしまうことはよくあるのです。

1本100円で購入することは表面的には高く思えても、じつは効率的であったり長期的にみれば安上がりだったりすることもある、ということですね。

当座買いの精神|名古屋税理士・公認会計士 勝野会計事務所

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この記事を書いた人

勝野弘志Twitter:@victoryfield
顧問先の契約継続率が100%、事業計画作成支援で関与先の約8割が黒字決算という名古屋の会計事務所所長。

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